ミトコンドリアとは?
ミトコンドリアの存在については、中学の生物の授業で習ったのであなたも知っているかもしれません。
ロバート・フックという学者が初めて発見したと言われています。
美容や健康の業界でも注目されていて、ミトコンドリアのサプリもあります。
ミトコンドリアは一つ一つの細胞の中にあるのですが、大きな特徴として増えることができます。
ミトコンドリアは何をしている?
細胞の中にあって、独自に増えることができるミトコンドリアは、一体に何をしているのでしょうか。
実はミトコンドリアは細胞内でエネルギーを作り出す工場の役割を持っています。
ミトコンドリアがあるから私達人間はエネルギーを生み出し、あらゆる活動が出来るようになるのです。
ですので健康でエネルギッシュに過ごすためには、このミトコンドリアが非常に大事になります。
ミトコンドリアが減るとどうなる?
ミトコンドリアは年齢が上がるとともに減る傾向にあります。
つまり、エネルギーを作る工場が減ってしまうのです。
エネルギーを作る工場が減るとどうなるでしょうか。
当然エネルギーが減ってしまうので、体力が低下します。
そしてエネルギー生産量が減るので、寝てもなかなか体力が回復しなくなります。
研究者の中には「ミトコンドリアの減少が全ての病気の原因」と言う方もいます。
それだけ私達にとってミトコンドリアは重要なのです。
ミトコンドリアを増やす方法
とても重要なミトコンドリアですが、最初にも説明をした通り、増やすことができます。
では、どうすれば増やすことができるのでしょうか。
適度なストレスがミトコンドリアを増やす
こう聞くと以外かもしれませんが、なんとストレスがミトコンドリアを増やします。
ただし、適度なストレスです。
ストレス過多になると逆効果になってしまうので、そこは気をつけましょう。
では、具体的に適度なストレスとはどういったことなのかを紹介します。
1.運動
まず最初にミトコンドリアを増やす方法として挙げられるのが運動です。
適度な運動は気分を良くしてくれるので、ストレスになるというのはピンと来ないかもしれまsん。
しかし、よくよく考えてみれば運動をすると体が疲れます。
疲れるということは、体にとってはストレスがかかっているということです。
そしてこの運動によるストレスが脂肪を燃やしてダイエットにつながったり、筋肉が付いたり、血行をよくしてくれます。
さらにそして、エネルギー工場であるミトコンドリアも活性化して増えてくれます。
運動をすると健康になって元気になる人が多いのは、こういったことが体の中の細胞で起こっているからなのです。
2.ファスティング(断食)
ファスティングも体にストレスを与え、ミトコンドリアを増やす効果があるとされています。
ファスティングをすると一時的にエネルギー源となるカロリーが少ない状態になります。
そうすると体は、これまでたくさんあったカロリーがなくなったことに驚き、今まで以上に効率よくエネルギーを作り出そうとします。
これこそがミトコンドリアの増加につながる仕組みなのです。
半日だけファスティングをするお気軽な方法もありますので、ぜひ試してみてください。
3.ポリフェノール
アンチエイジングの良いとされているポリフェノールもミトコンドリアを増やすのに効果的と言われています。
実はポリフェノールは体にとっては微弱な毒のようなものなのです。
この毒の効果に体が反応して、様々な美容効果として現れてきます。
ミトコンドリアも活性化されて、増加に繋がります。
4.その他、体を冷やす・熱くする等
これまで紹介をした方法以外にも、サウナなどで通常よりも気温が熱い状態でもストレスがかかり、ミトコンドリアに刺激を与えることができます。
逆に冷水シャワーでも同様なことが起こります。
日光浴をして紫外線を浴びることも効果があると言われています。
ミトコンドリアと水素
では、水素にはミトコンドリアと何か関係があるのでしょうか。
血糖の中に含まれる水素を使って私達の体を構成している五十〜六十兆にも及ぶ細胞の中のミトコンドリアが、命を支えるエネルギー物質ATPを作る。そのエネルギーを使って全ての臓器が機能する。これが命の仕組みである。だから水素なしに生命は成り立たないのである。
若山利文(2016).健康長寿 最後の決め手 水素がすごい! KKロングセラーズ
こちらの本に紹介をされている通り、ミトコンドリアは水素を使ってエネルギーを作っていると言われています。
ですので、私達人間は水素なくして生きることは不可能なのです。
体内に摂取する水素の絶対量と、それにより得られる効果は比例する!
若山利文(2016).健康長寿 最後の決め手 水素がすごい! KKロングセラーズ
このように水素を紹介している先生もいます。
まだ水素の研究は始まったばかりで、解明されていないこともたくさんあります。
しかし、多くの医療関係者や学者の方々が水素を活用していることから、その効果にかなり期待をしても良いのだと思います。
水素を取り込むのであれば、水素吸入がおすすめです。
ぜひあなたもご自身の体で体験してみてくださいね。