活性酸素と水素の関係

目次

活性酸素とは?

健康や美容の世界ではとにかく嫌われている活性酸素ですが、具体的にどういったものなのでしょうか。

健康イメージ

活性酸素の役割

活性酸素は体にとって毒であると世間では広まっています。

たしかに増えすぎると体にとって悪い影響を与えますが、実は活性酸素にも良い役割があります。

あまり知られていませんが、活性酸素は免疫に非常に重要な役割を持っています。

免疫と言えば白血球を思い起こす人も多いですが、実はこの白血球は活性酸素の毒武器にして外敵と戦っているのです。

ですので、適量であれば活性酸素は私達にとって心強い味方となります。

活性酸素の悪い影響とは

活性酸素は免疫に重要な役割を持ちますが、増えすぎると問題を起こします。

美容業界では老化の原因とされ、シミやシワを作るとしてとても嫌われた存在です。

活性酸素は外敵を攻撃する武器となりますが、それが過剰に増えすぎると自分の体にダメージを与える存在になります。

活性酸素によるダメージが積み重なることで、あらゆる病気を引き起こします。

病気の90%が活性酸素が原因であるとも言われており、日本人の死因の上位3つのガン、心臓病、脳卒中は全て活性酸素が関係していることがわかっています。

私達の体には活性酸素を抑える抗酸化物質によって、体を守っています。

しかし、年齢や食事などによって抗酸化物質の効果が弱まり、活性酸素が過剰な状態になります。

活性酸素が多くなりすぎる原因

活性酸素は呼吸をするだけで生み出されます。

加齢によって抗酸化力が弱まり、体の中に活性酸素が徐々に増えていきますが、それ以外にも活性酸素を増やす原因があります。

健康に若々しく過ごすためには、これらのことに注意をする必要があります。

野菜イメージ

食事

現代人が活性酸素が過剰な状態になる代表的な原因が食事です。

加工食品や精製糖(よく売られている白い砂糖)は活性酸素を発生させる原因となります。

また大量のお酒(アルコール)を飲んだときにも活性酸素が発生します。

コンビニやスーパーで売られているお菓子やお弁当、お惣菜等は出来るだけ食べないようにしましょう。

これらが健康に良くないことは有名な話ですが、その理由の一つとして活性酸素を発生させる原因となるからです。

こういった食事を完全になくすことは難しいですが、できるだけ自然な食品を食べることが健康への第一歩となります。

生活習慣

日々の生活習慣も活性酸素を増やす原因になります。

ストレスや寝不足、運動不足、紫外線の浴びすぎ、タバコ等が活性酸素を発生させます。

ストレスは解消することを心がけ、夜はぐっすりと眠るようにすることが重要です。

この生活習慣を改善することも難しいことだとは思いますが、生活習慣の改善は人生の質を大きく上げることに直接つながってきます。

少しずつできるところからで良いので、ぜひ改善を心がけてください。

激しい運動

激しい運動も活性酸素を発生させます。

ただし、運動をすることで酸化に対して強くなるという研究もあります。

ですので、基本的には運動はやるべきです。

トップアスリート並の激しいトレーニングをしない限り、運動から発生する活性酸素についてはあまり気にする必要はないでしょう。

その他

この他にも大気汚染や薬などの化学物質も活性酸素を発生させることがわかっています。

活性酸素を発生させないためには、規則正しい生活となるべく自然に近い食生活を心がけることが重要です。

活性酸素を抑える抗酸化物質

我々人間には活性酸素に対抗するための、抗酸化物質というものがあります。

抗酸化物質は食事で取り込むことが出来ます

食生活や生活習慣が中々変えられない場合、せめて抗酸化物質を摂取するように心がけましょう。

ぶどうイメージ

抗酸化物質1 ポリフェノール

代表的な抗酸化物質がポリフェノールです。

ポリフェノールとはほとんどの植物が持っているもので、色素や苦味の成分です。

光合成をすることで作られ、紫外線などの刺激から植物が自分の身を守るための役割を担っています。

この植物全般に含まれるポリフェノールは、人間の体にも有効であることがわかっています。

健康食品などでよく「ポリフェノール配合」と宣伝されていますが、ポリフェノールには強い抗酸化作用があることがわかっています。

積極的に摂取をすることで活性酸素を抑えることができるのですが、4時間ほどで効果が消えるので、適度に摂取するのが良いでしょう。

ポリフェノール1. カテキン

おそらく日本人にとって最も身近なポリフェノールなのではないでしょうか。

抗酸化作用意外にも抗アレルギー作用・抗ウイルス作用があると言われています。

緑茶に含まれていることが有名です。

その他にもりんごやぶどう、大豆にも含まれています。

ポリフェノール2. イソフラボン

イソフラボンも有名なポリフェノールです。

美肌サプリなどの美容に関してかなり注目をされています。

イソフラボンは抗酸化作用はもちろん、更年期障害にも効果があると言われています。

大豆に多く含まれていて、納豆や豆腐、豆乳、きな粉などで摂取することが出来ます。

ポリフェノール3. アントシアニン

アントシアニンもテレビCMなどで見たことがある人が多いようです。

動脈硬化の予防やがん予防で有名なポリフェノールです。

もちろん抗酸化作用もしっかりとあります。

ブルーベリーやいちご等、ベリー類に多く含まれています。

ぶどうや黒ごまにも含まれています。

ポリフェノール4. ケルセチン

一般的にケルセチンについては知っている人はそれほど多くはありません。

ケルセチンは強い抗酸化作用があります。

その他にも体の炎症を抑える効果も強く、血管や細胞の老化防止に有効とされる、非常に強力なポリフェノールです。

ケルセチンは玉ねぎに多く含まれています。

特に玉ねぎの身を守る茶色い薄皮に多く含まれています。

ケルセチンを摂取する場合は玉ねぎの皮は捨てず、煮出すなどして使うとより効率的に摂取できます。

だたし、玉ねぎの皮については農薬が付いている場合があります。

玉ねぎの皮を使う場合は無農薬のものを選んでください。

その他のポリフェノール

ポリフェノールの種類は豊富で、ここでは紹介しきれないほど存在しています。

フィセチンやルテオリン、アビイン、ピラジン、ゴマリグナン・・・

これらポリフェノールは野菜や果物に含まれています。

肉中心の食生活や加工食品ばかりでなく、ポリフェノールのために野菜や果物も積極的に食べるようにしましょう。

抗酸化物質2. ビタミン

ビタミンも抗酸化作用があることがわかっています。

ここでは代表的な抗酸化ビタミンを紹介します。

抗酸化ビタミン1. ビタミンA

ビタミンAにはレチノールとβ-カロテンの2種類が有名です。

この中のβ-カロテンは抗酸化力の強い栄養として注目されています。

β-カロテンは緑黄色野菜に豊富に含まれています。

特に人参やほうれん草、かぼちゃは手に入りやすく、β-カロテンを摂取しやすい野菜です。

油と一緒に食べることで効率よく体内に取り込むことができます。

抗酸化ビタミン2. ビタミンB

ビタミンBも抗酸化作用のあるビタミンです。

ビタミンBにはたくさんの種類がありますが、中でもビタミンB6と呼ばれるものが特に抗酸化作用があると言われています。

ただし、ビタミンB6単体で摂取しても体は上手に活用することができません。

ビタミンB群と呼ばれるビタミンB1、B2、ナイアシン、パテント酸、B6、B12、葉酸、ビオチンを複合的に摂取する必要があります。

ビタミンB群は肉や魚に多く含まれています。

特に鳥レバー、牛レバー、豚レバーなどに豊富に含まれています。

抗酸化ビタミン3. ビタミンC

美肌に良いと言われているビタミンCも抗酸化作用のある栄養です。

レモン等の柑橘類やブロッコリーに豊富に含まれています。

熱に弱く、水に溶け出すという性質があるため、なるべく生で食べることで効率よく摂取することができます。

抗酸化ビタミン4. ビタミンE

ビタミンEは活性酸素を抑える働きがあり、血管を酸化から守る役割もあります。

血行を良くする働きがあると言われていて、積極的に摂取したいビタミンです。

アーモンドやくるみなどのナッツ類に豊富に含まれています。

うなぎにも豊富に含まれています。

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活性酸素と水素の関係

水イメージ

たくさんある水素と健康に関する研究では、必ずと言っていいほど水素と活性酸素の関係性について語られます。

活性酸素の中で一番有害なのが、ヒドロキシラジカル。水素はそれを根底から無害な水にしてくれる。ほとんどどんな疾病でも、水素を大量に摂ったら、自然治癒力と免疫力が生まれ、症状が間違いなく改善する。

若山利文(2016).健康長寿 最後の決め手 水素がすごい! KKロングセラーズ

水素は活性酸素と出会うと、結びついて水になります。つまり、体内に水素を取り入れておけば、発生した活性酸素が細胞をサビさせる前に、無毒な水にすることができるのです。

谷垣吉彦(2020).100歳まで健康に生きるための水素: 自然治癒力を高め免疫力がアップする!奇跡の健康効果 ごま書房新社

このように、水素に関する一般書籍にも必ずと言っていいほど水素と活性酸素について書かれています。

水素を使った健康法のポイントになるのが、大量に摂取することです。

大量に摂取するには、水素水では難しいのが実情です。

ではどうすれば大量に水素を摂取出来るのかというと、それは直接吸入する方法です。

厚生労働省が先進医療Bに追加した水素ガス吸入療法では、2%の濃度の水素ガスを吸入することで効果があったと発表しています。

ですので、2%以上の水素を吸入することができれば、同様の効果を期待できることになります。

弊社「水素健康スタイル」では、家で安全に3%の濃度の水素ガスを吸入できるリタエアーをおすすめしています。

ご自身の健康のためや、腫瘍で寝たきりになってしまったお母様のためなど、様々な想いを持って購入・レンタルをされています。

一人でも多くの健康に役立つよう、最大限努力をしていきたいと思います。

あなたが望む健康的な生活が送れるように、心から応援いたします。

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